猫の拡張型心筋症
心臓の拡張能力、収縮能力が低下してしまう心臓病
原因
タウリンの不足した食事、遺伝子やカリウムの欠乏によって引き起こされる。
症状
疲れやすくなるや食欲が落ちてくる、立てなくなる。末期的や急性期では呼吸が荒くなり、口を開けての呼吸が見られる。
診断
聴診による雑音の確認
レントゲンによる心臓の拡大
エコー検査により心筋壁の菲薄化、収縮、拡張能の低下
心臓のエコーで心臓の動きが弱くなってしまっていることが確認できる
治療
胸水がある場合は胸水の穿刺による抜去や利尿剤を使用する。
肺水腫を起こしてしまっているときは利尿剤を使用する。
心臓の収縮する力が落ちてしまっているため強心剤を使用する。
また、栄養性の可能性がある場合においては不足しているであろう必須アミノ酸を給与する。